イギリス・スコットランドのアーヴィン・ビーチで2025年5月に発生した16歳少年殺害事件の裁判で、犯行に関与した二人の少年が殺人罪で有罪と認定された。対立する少年ギャング間の争いが原因で発生した痛ましい事件の結末が法廷で明らかになった。
法廷で明らかにされた事実に基づくと、18歳のジェイ・スチュワートと15歳(法的理由により名前非公開)の少年が有罪とされた。被害者のケイデン・モイ少年は、2025年5月17日、アーヴィン・ビーチで対立するギャング集団とのトラブル中に刺され死亡した。監視カメラの映像などから、犯行後に犯行グループが握手や抱擁を交わしていた様子が確認され、検察側は「目的を達成した行動だ」と指摘した。モイ少年は無武装で逃げようとしたが、転倒して刺された。
モイ少年の両親は「部屋を明るくする素晴らしい少年だった」と追悼の言葉を寄せ、永遠に欠如する存在になると悲しみを語った。捜査を担当したスコットランド警察のジャクソン上級警視は、有罪判決が悲しみを癒すものではないとしつつ、裁きが下されたことに一定の慰めを見出せることを願った。警察当局は600人以上の証言者への聴取と240件以上の供述記録を作成し、徹底した捜査を実施した。
犯行グループの残る被告らには来月、量刑評議が行われる予定だ。この事件はナイフ犯罪が個人や家族、地域社会に与える壊滅的な影響を浮き彫りにしており、若年層の暴力防止とコミュニティの安全確保に向けた社会的な議論を再び喚起している。